私たちは夢と喜びあふれる新しい価値を創造し
明るい社会に貢献します
人生100年時代へ
仲良く永く豊かにはたらく。
システムありき、ではなく人ありき。
会社ルールで仕える「仕事」から、
暮らしとしごとを切り離さない
ひとりひとりの志ある「志事」へ。
わたしたち明日の株式会社は
2008年~リモートワーク(テレワーク)導入し、
時間と場所にとらわれない新しいはたらき方は
多くの方々の応援あってこそ!
ぜひ、企業みなさまもリモートワーク導入
社会へ新しい働き方をご一緒に
考えを深めていきたいと想っております。
これからも、みなさまと共に
地域企業として
だれもが活躍社会をつくり続けていきます。
2020年1月1日
明日の株式会社 代表取締役
横浜市立大学学術院国際総合科学群
准教授 吉永崇史先生
2019年活動当時3年生
一ツ谷真由さん・柴﨑智子さん・國谷尚史さん
明日の株式会社への
リモートワークとテレワークの違い
テレワークとは、情報通信技術(ICT)を活用した場所や時間にとらわれない働き方のことをいいます。言葉の意味そのものでみると、リモートワークとほとんど変わらないとしています。 日本テレワーク協会より
リモートワークは全職種の方々に実現できるわけではありませんが、打合せや会議へのオンライン会話導入など取り入れることはできます。
まず、セキュリティ対策したオンラインオフィス環境が重要です。
パソコンなどのツール他、2段階認証セキュリティ、パスワードポリシー、セキュリティ上推奨されないカフェや無料WiFiなどからのアクセス禁止などの社内制度が必要です。
他、導入にあたっては
業務とプライベートの切り分けが難しい、長時間労働になりやすいなどの課題点が挙げられており、在宅勤務での時間や場所問わずの給与評価など、
当社では「テレワーク規定」を作成しています。
オフィスへのタイムカード出勤で、目の前に坐っているから、管理できるのではない、というありかたからスタートしています。
リモートワークで、都度、報告義務などを行っている会社もあると伺いますが通勤時間などの時間短縮、業務効率化を図るリモートワークとして、さらに業務煩雑にするのではなく、各自のタイムマネジメントへの評価と、オープンな情報共有できるチームづくりをしています。
オフィス業務での働いている時間よりも志事の成果を問われます。
〇メリット
育児や介護で離職することがなくなり、遠方であっても人財確保できます。
通勤時間ゼロ、満員電車に乗ることもないので通勤ラッシュストレスもありません。
地域では、自然の中、ご家族との時間も大切にでき、タイムマネジメントスキルもアップし、業務効率化により、志事と生活を切り離すこともなくなります。
×デメリット
当社は2008年から導入しているので、デメリットは感じないのですが、他社様より情報管理の難しさ、気軽なフェイスtoフェイスコミュニケーションが減る、サボっていてもばれない笑、などはよく伺います。
個別でのメールや一方通行コミュニケーションするのではなく、別案件であってもメンバーでの情報共有をしています。
当社はメンバー全員、リモートワーク導入していますので不公平感もなく、ラインなどを使って気軽に声かけ合え、ご家族の状況なども話できる社風づくりも心がけています。
総務省も
テレワークは、ワークライフバランスの実現 、人口減少時代における労働力人口の確保、地域の活性化などへも寄与する、働き方改革実現の切り札となる働き方としています。
これからは
ますます、わたしたちの課題
子育て、介護、家族との時間と線引きしない
どちらかを選択するはたらき方ではなく
新しいことに挑戦しながら
優しく、やわらかく
地域でわが家で、豊かに志事をする。
ダブルワークもOK!
声かけや雑談、呑み会もオンラインでできる時代です。
勤務外での仲間づくりや地域ボランティアにも時間を使え、視野を、生きる力をひろげ、誰もが笑顔あふれる世界をめざしています。
ふるさと×デザイン
子育て×デザイン
WEBデザイナー・コーダー / DTPデザイナー
Webデザインとコーディング(プログラム言語を用いてプログラムソースコードを記述する業務)、DTPデザインもこなす高田さん。
これだけのデザイン制作ができるデザイナーは珍しいのだそう。
すばらしい志事をしている高田さん!
実はなんと!女手一つで四姉妹を育てながら、大学に通い、志事している、という
大忙しパワフル凄腕母ちゃんなのだ。
高田さんのご両親は美大出身。お手伝いでデザイン関連ソフトをいじっていたり、小さい頃からデザインに触れ、美術に対する憧れは抱いていたものの、自身は美大に行かず、大好きだった数字の勉強がしたくて数学科へ進学。
現在、大学に再入学して学んでいるのも数学!!そして、本格的にデザイン制作を始めたのは、子育ての合間に書いていたブログがきっかけ。オリジナルテンプレートを作りたいと、独学でデザインを学び始め、本来数字好きでソースコードに興味を持ち、テキストを整え仕上げたりしながら、デザインのしごとを始めたのだそう。
周三江さんとの出逢いは、2006年。当時はまだ明日の株式会社ではなく※、個人事業主だった周三江さん。クライアント先で出逢った高田さんの丁寧で美しいコードデザインを見てスカウト!それから、紆余曲折の人生を共に経て(笑)一緒に志事をしている。
※2008年法人化
14年という長い間、明日の株式会社の魅力とはなにか?の問いに、
「自分ひとりだけでは出逢わなかった方にたくさん出逢えたこと」
「当初から変わった仕組みづくりをしているので笑 柔軟に働けること」の2つが挙がった。
「明日の株式会社のおかげで、様々な個性の仲間、そして、良い意味で変わっていて面白いクライアントさんなど、たくさんのすてきな人達に出逢えたこと!
とても幸せで、すごく感謝しています。この素敵な出逢いを世の中へ恩返しができるよう、子育てとともにがんばって取り組んでいきます。
2つめは、4人の子育てをしながら、現在は再度大学にも通い、志事をしています。
多くのことをつくりながら、志事をする上で大事にしていることは、納得いくまで絶対に妥協しないこと!」
わたしたちの想像を超える忙しくハード生活にみえる高田さんだけれど、とことんこだわりある素晴らしいデザインだからこそ、たくさんのお客さんから依頼いただいて、喜んでもらえるのだろう。
こうした生活スタイルでも働くことを可能にしているのは、明日の株式会社ディレクション担当朋子さんが、一人一人のデザイナーの強みや生活スタイルを把握、考慮し、業務を整えているため。
出勤をし、フルタイムなどのリアルワークの会社では働くことが難しい人でも、場所も時間も問わず、助け合える仲間と働くことが可能になっているのだ。
そして、驚くべきことに明日の株式会社は基本、営業は行っていない。設立当初からの契約の長いクライアントも多く、新規クライアントはご紹介やメディア掲載などで増えている。
というのも、人重視の明日の株式会社の働き方に共感して、依頼いただく会社が多いのだ。合見積作業や値引き交渉などのご依頼は極力引き受けず、メンバー皆が疲弊なきよう、現クライアントへ寄り添う志事力を高めることで、結果、長く続く契約につながっている。このように、リーダーである周三江さんの明確なミッションがあるからこそ、クライアントやメンバーとの信頼関係が成り立ち、テレワークが機能し続けているのだろう。
農業×デザイン
グラフィックデザイナー
え?男性が描かれたデザイン?そう思ってしまうほど、繊細でおしゃれで素敵なデザイン制作している倉嶋通さん。明日の株式会社との出逢いは、10年ほど前、倉嶋さんのデザインした名刺が周三江さんの目にとまったきっかけで一緒に働くことになったのだそう。
現在、倉嶋さんは、ふるさと長野県で奥さんと娘さんとの暮らしで、子育てしながら、実家で続いているリンゴとサクランボ農業とグラフィックデザイナー兼業
明日の株式会社のメンバーとして働いている。
デザイン制作を始めたのは、趣味がきっかけだったという倉嶋さん。学生の頃、ライブフライヤーやステッカーなど、独学制作をしていて、高校卒業後は、溶接工として働いていたが、ある日、デザインを本格的に学ぶため、専門学校に通い始めたのだそう。
それからデザイナーとして10年ほどたった頃、ご両親の都合で実家の農業を継ぐ時期がやってきて、ずっとデザイナーを続けていきたい気持ちもあったが、長野へUターン。
当時、戻ってみると、農業は天候に左右され、作物は年中無休でとても大変。朝早くから畑の見まわり、地域とのかかわりも多く、天災、鹿などの野生鳥獣などの被害もなくならない。
兼業するのはもちろん、長野で農業しながら、自らデザイン受注営業をするのは、時間的にも地域距離としても難しい中、地域農業とデザインという異色な兼業、これを可能にしてくれたのは明日の株式会社なのだ。
では、ダブルワークそして子育ても両立可能にしている秘訣はなんですか?という問いに、
「とにかく全部思いっきり取り組む!」とのこと。
さらに、倉嶋さん曰く、「明日の株式会社の魅力は、地域ではなかなかできないデザインができ、自分の可能性を広げてくれるところ」だそう。
そして、リモートワーク(テレワーク)において要となるコミュニケーション、信頼関係の重要性。会社に出勤しなくてもOK!離れた場所でフレキシブルに働くスタイルは、直接面と向かって話すことができないため、電話やオンラインツールで連絡を取り合うことになる。具体的には、LINEやSkype、メールである。これらのツールを状況や環境によって使い分けているそう。チームを組んで成果を出していく働きかたは、リーダーのディレクションも重要であるし、制作メンバーはそれに応える高いスキルとコミュニケーション力を持っている必要がある。お互い信頼がそろって、質の高いリモートワーク(テレワーク)が成立するのだ。
近年では、リモートワーク(テレワーク)導入する会社が増えてきている。
しかし、様々な難しい点もあり、導入してはみたものの、うまく機能していないという企業も少なくない。そんな中、リモートワーク(テレワーク)を中心に継続している明日の株式会社。
成功のカギは、案外この兼業にあるのかもしれない。兼業をやっていくには、それぞれの業務に強い思いがないとなかなか続かないからだ。本来なら地域で生活しながらデザインと農業を両立させるのはなかなか難しい。デザインと農業、この二つは一見全然違うもののように思えるが、0から何かを生み出すという意味では根本は共通しているのかもしれない。そして兼業というのは、両立させるために時に大変なこともあるが、一つのことだけに取り組むのではなく、いくつかのことに取り組むことで、広い視野で物事を考えるということを可能にしているのだ。
つまり、ダブルワークによってこそ身につく豊かな考え方、幅広い視野を持つメンバーによって、明日の株式会社の豊かなデザインが生まれているのだろう。
わんこ×デザイン